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救急車などが近づいたら|交差点付近とそれ以外での譲り方

緊急車両の進路確保の独自模式図(正式図柄ではありません)
理解を助ける独自模式図です。正式な標識・道路標示の図柄や配置を再現したものではありません。

緊急自動車への譲り方を道路交通法第40条で確認し、一方通行の例外と急操作を避ける安全確認を解説。

交差点やその付近では、交差点を避けて停止

道路交通法第40条第1項は、交差点やその付近で緊急自動車が接近したとき、車両は交差点を避け、道路の左側に寄って一時停止する義務を定めています。本稿は、法の定義に当たる緊急自動車に普通自動車が対応する場面を説明しています。

第39条第2項の停止義務の特例は緊急自動車に関する規定で、譲る一般車へ自動的に広がりません。一般車は第7条の信号等に従う義務も守ります。交差点内への急停止や、自分の判断で赤信号の停止位置を越える対応をせず、警察官等の手信号等がある場合は第7条に従って対応します。

第39条の緊急自動車は、対象となる車が緊急用務のため政令に従って運転中のものです。施行令第13・14条には車両と運転時の要件があり、通常はサイレンと赤色警光灯を使います。取締り時の警察用自動車にはサイレンの例外もあるので、音の有無だけを判定条件にしません。救急車という車種名だけで、常に第40条の対象だと決めないことも大切です。

それ以外の場所では進路を譲る

第40条第2項では、交差点やその付近以外で緊急自動車が接近したとき、車両は道路の左側に寄り、進路を譲らなければならないとされています。第1項の一時停止と、第2項の進路を譲る義務を区別します。どんな道路でも同じ停止方法と考えないようにします。

一方通行の道路では、左側へ寄ると緊急自動車の通行を妨げる場合に右側へ寄る例外が第1項にあり、第2項でも同じ扱いです。例外の条件を省いて、いつでも右側へ寄れると覚えないでください。道路の形と緊急自動車が通る余地を確認します。

音が聞こえたら、位置を確認して穏やかに対応

安全上は、サイレンに気づいた時点で周囲を確認し、接近方向や位置を把握します。左へ寄る際も、歩行者、自転車、二輪車などの通行に注意が必要です。ミラーだけで分からない範囲があるため、急にハンドルを切らないようにします。

譲り終えた後も、別の緊急自動車が続いていないかを確認します。すぐに加速したり、緊急自動車の後ろを利用して前へ出たりする運転は避けます。道路の広さに余裕がない場合も、無理に歩道へ乗り上げるなどの操作を一般的な方法として勧めません。

窓を閉めた車内や音楽が流れる車内では、サイレンに気づくのが遅れる可能性もあります。音だけに頼らず、日頃から周囲の車の動きや後方も確認します。ただし、ミラーを見続けて前方の確認を欠かさないようにします。周囲が譲り始めたら、急な操作をせず接近する車両の位置を確かめましょう。

実際の場面で考える

  • 基本の場面

    交差点へ近づいたとき、後方から救急車が接近しています。自分の信号と周囲を確認し、交差点を避けて左側に寄り一時停止する対応を取ります。寄る前には左側を走る自転車などにも注意し、救急車が通過した後も後続の緊急自動車と交通を確認します。

  • 交差点以外で左に自転車

    交差点付近以外の道路で救急車が接近し、左側に自転車がいます。第40条第2項に従って左側へ寄り進路を譲る際、自転車を巻き込む急な操作を避け、周囲と救急車の位置を確認します。

  • 一方通行で左が通路をふさぐ

    一方通行で左へ寄ると緊急自動車の通行を妨げる配置です。この条件では右側へ寄る例外があります。単に右側が空いているからではなく、通行を妨げる条件を確認し、寄る側の歩行者や二輪車にも注意します。

よくある質問

どこでも必ず一時停止するという条文ですか?

第40条は交差点付近での一時停止と、それ以外での進路を譲る義務を分けています。場所の条件を確認します。

一方通行では右側へ寄ってよいですか?

左側へ寄ると緊急自動車の通行を妨げる場合に、右側へ寄る例外があります。条件を省略して覚えないようにします。

譲るためなら赤信号を越えられますか?

緊急自動車への停止義務の特例は、一般車に自動的に適用されません。自車の信号や周囲の交通に従い、危険な対応を避けます。

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公式の確認資料

リンク先の一次資料の版履歴から2026-10-13以前の最新施行版を選び、対象本文を照合しました。確認対象:道路交通法 第39条第1項の定義・第40条第1〜2項/施行令 第13・14条/道路交通法 第7条。2024年版の警察庁教則は補助資料のみです。実地の標示判別や公開前の描画確認は別途必要です。

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