MOTORCAR / TRAFFIC RULES
点滅信号の赤と黄の違い|一時停止と周囲への注意を分けて理解
普通自動車に対する赤色点滅と黄色点滅の意味を比較し、夜間の交差点での観察の仕方を解説。
赤色点滅では、車両等は一時停止する
道路交通法施行令第2条の表では、赤色の灯火の点滅に対し、車両等は停止位置で一時停止しなければならないと定められています。前車が止まらず進んだとしても、自分の義務が変わるわけではありません。減速して車輪が動いたまま進むことを、一時停止と考えないようにします。
停止線がある場合の停止位置はその直前です。停止線がない場合は、施行令の表の備考に場所別の位置が示されています。止まった後も、交差する車や歩行者を確認し、他の法令上の義務に従って進む必要があります。停止だけで安全が保証されるわけではありません。
黄色点滅は、他の交通に注意して進行できる
黄色の灯火の点滅では、歩行者等と車両等は他の交通に注意して進行できるとされています。赤色点滅と同じ一時停止の意味ではありません。一方、減速も観察も不要という意味で受け取ることはできません。道路の状況に合う安全な運転が必要です。
黄色が点滅していることから、交差するすべての相手が赤色点滅だと決めつけないようにします。自分の信号と、実際の相手の動きを確認します。見通しの悪い交差点などでの別の義務は、点滅信号だけの説明と分けて理解してください。
夜間は、暗い横道や人の動きを意識する
安全上の助言として、交差点の照明の外側、建物の陰、自転車の接近にも目を向けます。点滅している光だけを見続けると、周囲の動きを見落とす可能性があります。見える範囲に応じて速度を調整し、前車の後ろに続く場合も自分で確認します。
この記事は普通自動車の車両用信号を中心に説明しています。歩行者に対する赤色点滅の意味は車両等と異なるため、対象を混同しないことが大切です。信号が消灯している場合や故障が疑われる場合の扱いは、本稿の点滅信号の説明から推測しないでください。
慣れた交差点でも、時間帯で信号の表示が変わる場合を想定し、その場の表示を確認します。昨日は青だったという記憶や、前車の進み方は根拠にしません。光の色だけでなく点滅の有無にも注意し、自分が対面する車両用信号かを確かめます。歩行者用信号と見間違えない観察も必要です。
実際の場面で考える
基本の場面
深夜に赤色点滅の交差点へ近づきました。交通量が少なくても停止位置で一時停止し、左右と歩行者の動きを確認します。一方、黄色点滅を通る場面では、点滅の意味と現地の別の規制を確認し、暗い横道から来る交通にも注意して進みます。
黄色点滅で車が横から接近
黄色点滅でも、暗い横道から車が接近しています。相手が止まると決めつけず、周囲を観察して安全な速度で対応します。点滅信号の意味だけで、他の交差点義務がなくなったとは判断しません。
赤色点滅で停止線から見えない
赤色点滅の停止線の直前で一時停止しても、建物で左右が見えません。最初の停止を省略せず、安全を確かめながら進み、必要に応じて再び停止して確認します。追加の停止は安全上の対応で、一律の回数を示すものではありません。
よくある質問
赤色点滅ならゆっくり進むだけでよいですか?
車両等は停止位置で一時停止する必要があります。減速だけでは一時停止になりません。
黄色点滅ならそのままの速度で進めますか?
他の交通に注意して進行できるという意味です。見通しや人の動きに応じた安全な速度と方法を選びます。
歩行者も赤色点滅で必ず一時停止ですか?
赤色点滅について、施行令第2条の表は歩行者等に「他の交通に注意して進行できる」と定めています。車両等の一時停止とは異なります。本稿の普通自動車の説明を、歩行者や人の形の信号へ当てはめないでください。
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公式の確認資料
リンク先の一次資料の版履歴から2026-10-13以前の最新施行版を選び、対象本文を照合しました。確認対象:施行令 第2条第1項の表:黄色点滅・赤色点滅と停止位置/道路交通法 第70条。2024年版の警察庁教則は補助資料のみです。実地の標示判別や公開前の描画確認は別途必要です。