MOTORCAR / TRAFFIC RULES
「落石のおそれあり」の標識|山道で見るべき場所と無理をしない判断
落石の警戒標識を見たときに、路面の石や見通し、道路管理者の通行規制を確認する考え方を解説。
落ちてくる石と、路面に残った石に備える
「落石のおそれあり」は、落石の可能性があり道路交通上の注意が必要な地点に関する警戒標識です。落石が今起きているという実況表示でも、必ず通れるという保証でもありません。標識の先の路面や道路の見通しを確認するきっかけにします。
安全上は、斜面から落ちてくる石だけでなく、すでに路面へ落ちている石にも注意します。ただし、斜面を見上げ続けて進行方向の確認をおろそかにしないことが大切です。カーブの先に障害物がある可能性を考え、道路の状況に応じた運転をします。
避けられるかを急に試さない
路面の石を見つけても、対向車線へ急にハンドルを切る対応は危険です。対向車、後続車、道路の幅を確認し、安全に対応できるかを考えます。石の大きさや車の底との余裕を運転席から正確に判断できない場合もあります。
障害物を乗り越えてよいか、本記事では一律に示しません。車両を傷めたり、石を飛ばしたりする可能性を避けるため、無理な通過をしない判断が必要です。道路交通法第70条の安全運転義務と、現地の通行規制に従います。
通行情報は出発前や安全に止まれる場所で確認
雨の後などは、道路管理者が出す通行止めや注意情報を確認することが役立ちます。情報確認は出発前、または安全に利用できる場所で行います。運転中にスマートフォンの画面を注視して調べる行動は避けます。
標識の近くへ調査のために停車し、斜面に近づくことは勧めません。危険な状況では人の安全を優先し、必要な連絡は安全を確保して行います。警戒標識と、実際に出ている通行止めなどの規制は分けて確認してください。
落石がある場所は、道の幅が狭かったり、対向車が見えにくかったりすることもあります。障害物だけを見て操作を決めず、周囲へ注意を配ることが大切です。自分で石を片付けようとして交通のある道路へ不用意に出ることも勧めません。現地の危険度に応じた対応は、道路管理者などの案内を確認します。
実際の場面で考える
基本の場面
山道のカーブで、小石が路面に散らばっているのが見えました。急に反対車線へ避けるのではなく、早めに速度を落として周囲を確認します。大きな石で通過の安全が分からない場合は、無理に進まず安全を確保し、道路管理者の案内に従う方針を取ります。
大きな石で通過できない
車の底に当たるか判断できない大きな石があります。対向車線への急な回避や乗り越えを試さず、危険な斜面の下での停車も避け、人の安全を確保して道路管理者へ状況を伝えます。
出発前に通行止めを知った
予定の山道に警戒標識があることを知っていても、出発前の道路情報に通行止めが出ていれば別の経路を検討します。標識の有無や以前通れた経験を理由に、通行止め区間へ入りません。
よくある質問
標識があれば通行止めですか?
警戒標識そのものは通行止めの表示ではありません。別に出ている規制や道路管理者の案内を確認します。
路面の石は車で踏んでもよいですか?
大きさや車両条件で危険が異なるため、一律に通過を勧めることはできません。安全に対応できない場合は無理に進まない判断が必要です。
斜面を見ながら走ればよいですか?
前方、対向車、路面の確認も必要です。一点を見続けて運転に必要な観察を欠かさないようにします。
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公式の確認資料
リンク先の一次資料の版履歴から2026-10-13以前の最新施行版を選び、対象本文を照合しました。確認対象:標識命令:落石のおそれあり/道路交通法 第70条。2024年版の警察庁教則は補助資料のみです。実地の標示判別や公開前の描画確認は別途必要です。